アメリカンポップの名曲として♪砂に書いたラブレター、♪涙のムーディーリバーがよく上げられていますが、僕は何度聴いてもパット・ブーンが好きになれなかったのです。デビュー当時の1950年代には硬派のパット、軟派のエルビスと並び称されていたようですが、全然エルビスの方が勝ちだと思うんです、正直。娘のデビー・ブーンの♪恋するデビーのほうがよっぽど好きです。
つまり僕はパット・ブーンが大嫌いだったわけなのです。しかし、1997年に大好きになりました。「メタルバカ一代!!!」という衝撃のアルバムをパットが出したのです。
若かりし頃、僕はギラギラしたヘビメタにはまっていました。メタリカ、ガンズ&ローゼズ、オジー・オズボーン…よく聴いた面々の曲を硬派だったパットが歌ているのです。そのジャケットのサブタイトルには「NO MORE MR. NICE GUY」と書かれてありました。パット・ブーンがエルビス・プレスリーを超えた瞬間ではないでしょうか。
音楽には無限の可能性が秘められている、とパットが言ったとか言わないとか…
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