開催期間、4月28日~5月5日(東京国際フォーラム:5月3日~5月5日)のうち、5月4日・5日の2日間、国際フォーラムを中心に鑑賞。
��日夕方に初めて訪れ、公式プログラムと公式CDを入手しようと各種ショップを歩き回るが、その時点ですでに公式CDは売り切れていた模様。1000円というお得な値段であるためであろう。モーツァルトの公式CD(ラ・フォル・ジュルネ金沢)、「民族のハーモニー」の公式CD(ラ・フォル・ジュルネ2007)は大量に陳列されている。J.S.バッハは想像以上に人気があるのか。去年のシューベルトのCDも売られていなかったので、すでに完売しているのだろう。去年は開催2日目に初訪問し、まだCDが大量に売られていたようだったが─。「民族のハーモニー」のCDが300円引きで販売されていて、まだ持っていなかったので即購入。それにしても、個人的には「民族のハーモニー」の企画が最も気に入っているのだが、そのCDだけが売れ残っているとは、何とも悲しいことである。
去年と比べて来場者が多い印象だったが、東京国際フォーラムの来場者は約40万人(去年・約64万人)だったという速報値が発表されている。開催日数3日間(去年・5日間)、もう少し長くてもいいように思う。
ラ・フォル・ジュルネ2010のテーマは「ショパン」だという。バッハもシューベルトも作曲数は1000曲前後、しかしショパンは300曲あるかどうか…これ以上日数を減らすのはやめてほしい。
鑑賞した有料プログラム─
公演番号:215
出演:ボリス・ベレゾフスキー(ピアノ)、ブリジット・エンゲラー(ピアノ)、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
演目:J.S.バッハ/チェンバロ(ピアノ)協奏曲第1番ニ短調BWV1052、J.S.バッハ/チェンバロ(ピアノ)協奏曲第5番ヘ短調BWV1056、J.S.バッハ/2台のピアノのための協奏曲第1番ハ短調BWV1060
公演番号:282
出演:グナール・レツボール(バロック・ヴァイオリン)
演目:ヴェストホーフ/無伴奏ヴァイオリン組曲第4番ハ長調、ヴィルスマイヤー/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ハ短調、テレマン/無伴奏ヴァイオリンのための幻想曲第7番変ホ長調、J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調BWV1005
公演番号:269
出演:寺神戸亮(ヴィオロンチェロ・ダ・スッパラ)
演目:J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008、無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調BWV1012
公演番号:341
出演:小曽根真(ピアノ)、中川英二郎(トロンボーン)、児玉麻里・児玉桃(ピアノ)
演目:バッハの作品をもとに変奏・即興演奏
公演番号:332
出演:ドミトリ・マフチン(ヴァイオリン)、井上典子(ヴィオラ)、アンリ・ドマルケット(チェロ)
演目:J.S.バッハ|シトコヴェツキー/ゴルトベルク変奏曲ト長調BWV988(弦楽三重奏版)
公演番号:355
出演:ブリジット・エンゲラー(ピアノ)、アンリ・ドマルケット(チェロ)
演目:J.S.バッハ|ジロティ/「オルガンのためのトッカータ、アダージョとフーガ ハ長調BWV564」よりアダージョ、J.S.バッハ/「ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第4番ハ短調BWV1017」よりシチリアーナ、カンタータ「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV61よりコラール、「ピアノ協奏曲第5番ヘ短調BWV1056」よりアリオーソ、J.S.バッハ|ブゾーニ/「無伴奏チェロ組曲第1番ト長調BWV1007」より前奏曲、J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調BWV1008、J.S.バッハ|ブゾーニ/半音階的幻想曲とフーガ ニ短調BWV903
今回の有料公演は、ほとんどが指定席。故に、場所取りなどする必要もなく、時間的な余裕も生まれ、あらゆる企画・展示・買い物・飲食をじっくり堪能することができた。
無料公演もいくつか鑑賞、いずれも予想以上の観客で演奏者の姿が全く見えないことも─。無料公演をしっかり見るためには1時間ほどの場所取りが必要な状況だった。
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