Revelation (2008/6/6) Journey |
正直、今さらジャーニーなんて・・と失礼な気持ち、大ありでした。とりあえず、“ながら”で聴きだしたのですが─…。結構いいかも…いや…いいかも…いや…すばらしいかも…うん、すごいよコレ。
何がすごいかというと─
ジャーニー新ボーカル、アーネル・ピネダ (Arnel Pineda)がすごい!
スティーブ・ペリーが歌っているのかと思い、何度も何度もクレジットを確認してしまいました。ニール・ショーンがYouTubeを見て惚れ込んだのもうなずけます。
アルバムは2枚組。一枚目にはすべて新曲が並べられていて、二枚目は過去のヒット曲をアーネル・ピネダのボーカルで忠実に再現したベスト盤。
悪くいってしまえば、アーネル・ピネダのボーカルはスティーブ・ペリーのものまねで、真新しさを全く感じないかもしれませんが、ジャーニー全盛を知っているオールド・ファンは、スティーブ・ペリーのボーカルこそがジャーニーのオリジナリティーの一つだと思っているはずであり、そういった意味でいうと、今回の新作はまさにジャーニーらしいもので、さらにベスト盤まで堪能でき、もうおなかいっぱいです。
過去のヒット曲はもう聴き飽きているのですけれど、スティーブとアーネルのボーカルを比較検証する要素にもってこいであり、大いに楽しめるはずです。ベスト盤を含めた2枚組にした意図というか、自信を感じてしまいました。
気は早いのですが、この次が非常に楽しみです。過去の遺産をすべて出し切って、新たなるジャーニーを聴くことができるのか、それとも単なるものまねで終わってしまうのか…新しい何かを大いに期待したいところです。
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