2008年7月22日火曜日

スティーブ・ハウ・トリオ?


Steve Howe Trio
The Haunted Melody(2008/6/2)
01. Kenny's Sound
02. Mood For A Day
03. The Haunted Melody
04. Siberian Katru
05. Blue Bash
06. Momenta
07. Laughing With Larry
08. Travelin'
09. Dream River
10. Close To The Edge
11. Sweet Thunder


イエスやエイジアのギタリスト、スティーブ・ハウが、息子のディラン・ハウ(ドラム)とロス・スタンリー(ハモンド・オルガン)とでトリオ・ジャズ、非常に気になっていたアルバムをようやく聴くことができました。
イエスの♪ムード・フォア・ア・デイ(Mood for A Day)、♪シベリアン・カトゥール(Siberian Khatru)、♪危機(Close to the Edg)といった名曲も含まれています。聴くしかないでしょう。

非常に良いです。ハウ好きのひいき目がだいぶ含まれた見解ですが…。イエスの曲も原曲とはかなり違ったアレンジで、結構楽しめます。ハモンド・オルガンを使ったのが大正解。ジャズでありながら、プチ・プログレといった印象を受けました。
それにしても、スティーブ・ハウという人の音楽的な懐がなんと深いことか─。決してギターの音色を変えているだけではなく、しっかりとメロディーの構成を使い分けることにより、ジャンルを超越しているのですから。しかも、あらゆるプレイスタイルにおいて、全く無理することなく、自然に弾いてのけいるのだから、この人の脳はあらゆる部分に分けられているに違いありません。
��曲目の♪Laughing With Larry という曲は、ハウのアコギソロ。なんか聴いたことがあるような…そういえばエイジアのライブで弾いていたような気がします。

さて、アルバムを楽しんでいるのと裏腹に、ある疑問というか違和感というか嘘というか…気に掛かることがひとつ─。このトリオ、ハウのギターに息子のドラムとハモンド…おや?ウッドベースは誰が弾いているのかな?ものすごい重低音を響かせているこのベースは…それよりも、トリオじゃなかったのかな?このアルバムは。明らかにカルテットです。なぜ、スティーブ・ハウ・カルテットとしなかったのだろう。なぜ?なぜ・・

0 件のコメント:

コメントを投稿