Steve Howe Trio The Haunted Melody(2008/6/2) 01. Kenny's Sound 02. Mood For A Day 03. The Haunted Melody 04. Siberian Katru 05. Blue Bash 06. Momenta 07. Laughing With Larry 08. Travelin' 09. Dream River 10. Close To The Edge 11. Sweet Thunder |
イエスやエイジアのギタリスト、スティーブ・ハウが、息子のディラン・ハウ(ドラム)とロス・スタンリー(ハモンド・オルガン)とでトリオ・ジャズ、非常に気になっていたアルバムをようやく聴くことができました。
イエスの♪ムード・フォア・ア・デイ(Mood for A Day)、♪シベリアン・カトゥール(Siberian Khatru)、♪危機(Close to the Edg)といった名曲も含まれています。聴くしかないでしょう。
非常に良いです。ハウ好きのひいき目がだいぶ含まれた見解ですが…。イエスの曲も原曲とはかなり違ったアレンジで、結構楽しめます。ハモンド・オルガンを使ったのが大正解。ジャズでありながら、プチ・プログレといった印象を受けました。
それにしても、スティーブ・ハウという人の音楽的な懐がなんと深いことか─。決してギターの音色を変えているだけではなく、しっかりとメロディーの構成を使い分けることにより、ジャンルを超越しているのですから。しかも、あらゆるプレイスタイルにおいて、全く無理することなく、自然に弾いてのけいるのだから、この人の脳はあらゆる部分に分けられているに違いありません。
��曲目の♪Laughing With Larry という曲は、ハウのアコギソロ。なんか聴いたことがあるような…そういえばエイジアのライブで弾いていたような気がします。
さて、アルバムを楽しんでいるのと裏腹に、ある疑問というか違和感というか嘘というか…気に掛かることがひとつ─。このトリオ、ハウのギターに息子のドラムとハモンド…おや?ウッドベースは誰が弾いているのかな?ものすごい重低音を響かせているこのベースは…それよりも、トリオじゃなかったのかな?このアルバムは。明らかにカルテットです。なぜ、スティーブ・ハウ・カルテットとしなかったのだろう。なぜ?なぜ・・
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