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2007年6月12日火曜日

「さびしんぼう」の♪別れの曲

ショパンの音楽を気に入ったのは
映画「さびしんぼう」を見てからでした。

さびしんぼう(1985)
画像 監督
 原作
 脚本


 音楽
 出演
大林宣彦
山中恒
剣持亘
内藤忠司
大林宣彦
瀬尾一三
富田靖子
尾美としのり
藤田弓子
小林稔侍

さびしんぼう(1985) - goo 映画


映画全体にわたって流れている曲
♪別れの曲(12の練習曲 作品10-3 ホ長調)
12 Etudes Op.10,No.3 in E major 

MIDIショパン

映画も音楽も非常に切なくて、大林宣彦ショパン少しだけ好きになりました。「太田胃酸」のCMで流れていたショパン♪24の前奏曲作品28第7番イ長調(Prelude in A major Op. 28, No. 7 なども、当時、お気に入りでした。

大林監督についての記憶を振り返ってみると、映画「時をかける少女」(1983)で大林ワールドを最初に体験し、「さびしんぼう」を気に入ったこともあって尾道三部作・新尾道三部作はもちろんのこと、「漂流教室」「異人たちとの夏」「青春デンデケデケデケ」など結構好んで大林ワールドに入り込んでいきました。最近はほとんど見なくなっていますが、新尾道三部作の「ふたり」なんかもかなり好きな映画です。

久々に何か見ようか…。

さびしんぼう」を見た黒澤 明は大変気に入って、黒澤組と言われた彼のスタッフにこの映画を見るよう薦めたという。

さびしんぼう」にしようかな…

2007年6月10日日曜日

「戦場のピアニスト」をやっと見ました

2002年のカンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞した、ロマン・ポランスキー監督の名作をDVDで見ました。
第2次世界大戦中のポーランド、一人のユダヤ人ピアニストに身に起こった悲劇を描いたものです。見た方も多いと思いますが、一応、内容確認を─。

戦場のピアニスト(2002) - goo 映画



ポランスキーの映画といえば「水の中のナイフ」「ローズマリーの赤ちゃん」「チャイナタウン」「ナインスゲート」といった異色作が多くて、いきなり社会派のような映画を提示されても、個人的にはかなり抵抗がありました。しかし、カンヌの頂点に立っただけのことはあって、内容は非常に素晴らしかったです。
米アカデミー賞では監督賞を受賞しているのですが、ポランスキーは1977年に13歳の少女に性的暴行を加えたとして訴えられて有罪になり50年の実刑が確定して、その後映画撮影と称してヨーロッパに渡り、そして現在まで実質的に逃亡生活をしているのです。2002年のアカデミー賞の授賞式も欠席したそうです。

ポーランドの映画といえば、アンジェイ・ワイダ監督の映画を第一に思い浮かべるのですが、ロマン・ポランスキーはワイダの映画デビュー作「世代」で役者デビューをしているのです。何とも奇妙なつながりだと感じてしまいます。
戦場のピアニスト」は、ナチスに追われ逃亡する背景がワイダの映画「地下水道」に似ていると思いました。主人公が前者はユダヤ人、後者がパルチザンというのが大きな違いではありますが─。
ポランスキー自身もユダヤ系ポーランド人で、自身もナチスに追われた身であり、そのためなのでしょう、映画も非常にリアリティーがありました。何故にユダヤ人はあれほどまでに迫害されなければならなかったのか…。

ユダヤ人はなぜ、あれほどまで差別されたのか?史実を確認すればするほどに、その根拠のなさが明確になるだけでした。人種差別とは根拠がないものなんでしょう。その根拠を見出したとして、なぜ差別をせねばならないのか、理解できません。
ユダヤ人がなぜ、あれほどまで差別されたのか?その答えを私たちは明確に答えなければならないかもしれません、差別される根拠は全くないのだと。

ショパンの哀しい音から始まる「戦場のピアニスト」─
ショパンの音楽は華麗でありながら常に悲哀を響かせているのは、ポーランドという国そのものを映し出しているからなのでしょうか。国境が不安定で、1795年~1918年までは地図上から消滅しています。つまりショパンが生きていたころ(1809年~1849年)はポーランドは存在していなかったわけです。

この映画で音楽を担当したのはヴォイチェフ・キラール(WOJCIECH KILAR)です。ショパンの音楽とキラールの♪ムービング・トゥ・ゲットーをベースに映画が流れていました。
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戦争反対