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2008年1月25日金曜日

ラ・フォル・ジュルネ 「熱狂の日」音楽祭2008

今年も東京国際フォーラムと丸の内周辺で
ラ・フォル・ジュルネが開催されるようです。

画像

今年は「シューベルトとウィーン」と題されていて
シューベルトを中心にウィーンで活躍した音楽家の作品を
演じるようで、定番される音楽が数多く演奏されることでしょう。

期間はゴールデンウィーク中で
チケット販売も3月15日から
ちょっと注目するのは早すぎるかもしれませんが
安く気軽に楽しめるこの音楽祭
売り切れ続出必至─
ということで今から要チェックです。
忘れてしまいしょうですが…。

シューベルトはそんなに好きではなく
むしろ嫌いな方だったのですけれど
徐々に聴かず嫌いも解消されて
いまではかなり好きになっているかも…
実質的に聴いている音楽が少ないと思うので
今回この祭典でより多くのシューベルトを楽しめればと─



シューベルト関連記事
D956 Op.163 ・世界三大交響曲

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ゴールデンウィークは音楽祭
生2ピアノ協奏曲と弦チェレ




2007年10月21日日曜日

D956 Op.163

中学校のころ、音楽の授業でシューベルトを描いた映画「未完成交響楽」を見た。貧困の中で作曲し続けて、挙句の果てにはよく分からない独りよがりな失恋と─、あまりにも悲しいその物語のせいでシューベルトの音楽すべてがあまりに悲しく聴こえるようになってしまい、以来、素直にその音楽を受け入れられなくなってしまった。
シューベルトは数多くの歌曲を作曲しているため歌曲王と呼ばれている─、そういえば「魔王」も授業で聴かされ、その悲劇的なストーリー展開とおどろおどろしい響きをどうしても受け入れ難かった記憶がある。
「魔王」には作品番号1(Op.1)がつけられている。つまりは、シューベルトの作品の中で一番最初に出版されたもので、つまりデビュー作といえる。シューベルトが18歳ころの作品。若いのにずいぶんと大人びた作品で世に出たものだと思ってしまう。もっとも、ドイチュ番号は328(D328)ではあるけれど─。
オットー・エーリッヒ・ドイチュがまとめたシューベルト年代順作品表題目録であるドイチュ番号はD998まで存在する(参:trovar.com)。中にはドイチェ番号もついていないシューベルトの作品も存在し、すなわち、シューベルトは31年という短い生涯の間に最低でも1000以上は作曲しているわけだ。ブラボー…
これだけ偉大な作品を残しているのならば、1つぐらい気に入る曲があるわけで、自分にとってそれは、弦楽五重奏曲 ハ長調(D956 Op.163)であった。
弦楽四重奏(通例:バイオリン2、ビオラ、チェロ)にもうひとつ弦楽器を加えると弦楽五重奏となり、多くの弦楽五重奏曲の場合、バイオリンかビオラを加えるところをこのシューベルト弦楽五重奏曲ではチェロが加えられていて、それゆえ低音域の響きが充実している…ということなのだが、正直、弦楽四重奏自体ほとんど聴かないし、五重奏などこの作品しか知らないわけで、その違いがよく理解できていない。しかし、その低音の響きは聴いていて非常に心地よいものであり、それゆえにこのD956 Op.163を気に入ったのだと思う。


弦楽五重奏曲 ハ長調
String Quintet in C Major D956 Op.163

 第1楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ
       Allegro ma non troppo
 第2楽章 アダージョ
       Adagio
 第3楽章 「スケルツォ」(プレスト) -
       「トリオ」(アンダンテ・ソステヌート)
       Scherzo: Presto - Trio: Andante sostenuto
 第4楽章 アレグレット
       Allegretto


第2楽章が評価が高く、知名度も高いということだが、個人的には第3・第4楽章のほうを好んでいる。


第3楽章 「スケルツォ」(プレスト)
        - 「トリオ」(アンダンテ・ソステヌート)


第4楽章 アレグレット




2006年11月1日水曜日

世界三大交響曲

クラシック音楽はどれを聴いたらよいのか本当に途方に暮れた、という経験ございませんか?そんな時には世界三大交響曲から聴いてみてはいかがでしょう。

ベートーベンの運命
ドボルザークの新世界
シューベルトの未完成交響曲


以上が三大交響曲と呼ばれているものです。ほとんどの人が知っていると思います。僕もよく知っていると思っていました。しかし、現実は、ハードルが高い。

運命」とは…
ベートーベン交響曲第5番ハ短調作品67
新世界」とは…
ドボルザーク交響曲第9番ホ短調作品95
未完成交響曲」とは…
シューベルト交響曲第7番ロ短調D.759

上記のことを知って初めて、どの曲を聴いてるのかやっと自覚できる。そもそも交響曲の定義とはなんぞや?─

管弦楽によって演奏される多楽章からなる大規模な楽曲。シンフォニー、シンフォニアとも呼ばれる。原則として4つ程度の楽章によって構成され、そのうちの1つの楽章がソナタ形式であることが一応の定義であるが、例外の数はきわめて多い。(Wikipediaより)

─ということらしい。確かに運命新世界は4楽章あります。そして未完成交響曲といいますと、第1、第2楽章の2つしかない。途中でシューベルトが作曲を断念した、ゆえに未完成なのです、なーるほど。付け加えておくと、未完成交響曲は以前は第8番と呼ばれていたらしく、いまだに“交響曲第8番~未完成交響曲”とか“Schubert-Symphony No.8-Unfinished”としてリリースされていることもある。非常に混乱を招くわけなのですが、シューベルトの作品にはドイチェ番号という番号が付けられていて、未完成交響曲にはD.759という番号が付けられていて、見分けがつきます。※バッハにはBWV、モーツァルトにはK(ケッヘル番号)など、作品番号(OP)がないもしくは欠落している作品に整理番号が付けられています。

さあ、やっと三大交響曲を聴くことができます。ベートーベン運命第一楽章、さすがに有名でよく知ってるでしょう。それ以降はどうでしょう。「運命」の第一楽章の出だしは非常に印象が強いので、ほかの楽章は覚えていない、あるいは聴いていない場合が多いと思います。
次の「新世界」はどうでしょう。第一楽章、メロディーを覚えている人はどれだけいるでしょう。第二楽章はかなり有名だから、第二楽章から聴かされている場合が多いと思います。
そして未完成交響曲。その題名はよく耳にしているはずなのに、聴いてみると全く馴染みがない。僕はシューベルトの伝記映画「未完成交響楽」を見たのにもかかわらず、そのメロディーは全く聞き覚えがないのです。

誰しもが教養で教えられるクラシック音楽ですが、押し付けではなく自らの興味でもって、もう一度クラシック音楽を見つめなおしてみると、古いものでも新しい発見がたくさんあることでしょう。世界三大交響曲といわれる誰しもが知っている作品をあなたはどれだけ知っているのでしょう。僕は半分も知っていませんでした。そして、運命新世界には大いに感動し、未完成交響曲には、なぜこの作品がすばらしいのか分かりませんでした。クラシック音楽とはいえ、その評価は文献とかではなく、自分自身で決めてみると音楽がもっと楽しくなることでしょう。