蒸し暑く、大雨の降るなか、久々の音楽観賞─
2013. 9.8.sun COTTON CLUB コットンクラブ
��東京JAZZ "the CLUB"]
��JAZZ CRUISE NORWAY>
HELGE LIEN TRIO
[1st. show] open:4:00pm / start:5:00pm
[2nd. show] open:7:00pm / start:8:00pm
Charge ¥3,000 《全席自由席・税込》
2ndを選択。1ドリンクオーダー制とはいえ、かなりお得。しかも全席自由とあって、開場前から行列が…30人ほど後につく。既に、前回彼らを見聴きした際に確認した観客数を超えているかもしれない。
ここはインターネットなどで予約すると、チケットではなく名前確認のみで入場となる。ステキなシステムではあるけれど、明確に証明する物を自らが持っていないとなぜか不安になるものだ。そんな心配をよそに、無事に入場─
ステージ向かって右側のカウンター状の席に着席。手前にベースがくる位置。悪くはないが、少々狭い。やはり複数人数で来てボックス席を選ぶのが賢明だったか…何せすべてが自由席で早い者勝ちなのだから。
開演まで1時間あるということは、ゆっくり食事ができるということであり、これで腹ぺことなると美味しそうなものに飛びついてしまう─
フォアグラとポルチーニ茸を詰めた 福島県産 伊達鶏モモ肉のロティ ジャガイモのニョッキ添え 松の実風味のソース、ポークリエット、ダージリンティー、以上3品の注文でライブ自体の値段を余裕で超えてしまうという恐ろしさ…。反面教師と記憶しておこう。
料理が全部出揃ったころ、ようやく開演時間が迫ってくる。180席あるという会場はほぼ満席状態。正直、こんなに入るとは思いもしなかった。事前にみんなが知るということが重要なのだと、再認識。
さて、食事半ばでメンバー登場。というわけで食事しながらの観賞。なんとオシャレ、とはいかないもので、なかなか演奏に集中できない。あまり調子に乗ってナイフとフォークを持つべきじゃないと肝に銘ず。
全体を通して何を演奏していたのかあまり記憶していないが、直近のアルバム「Natsukashii」からの曲が多かったように思う。ライブの始まりはアルバムラストの曲♪Living In Different Livesで、ライブの最後のアンコールの曲はアルバム最初のタイトル曲♪Natsukashiiだったということしか明確に覚えていないが、随所にインプロビゼーションを絡めたその演奏は素晴らしいもの。このトリオはライブでは音質重視なのだということが、よく伝わってくる。こんな演奏を聴いてしまうと、その後で彼らのアルバムを聴いても何か物足りなさを覚えてしまう。それが良いことなのか悪いことなのか判別できないところだが、それほどライブの音が素晴らしいトリオだということだ。
残念ながら、自分が最も気に入っている曲♪Snurtの演奏はなかったものの、お気に入りのアルバム「Halla Troll」からも何曲か演奏してくれた─
※上の映像は2008年のベルリンでの演奏、それを拝借
今回はベースの近くということもあって、フローデ・バルグが奏でるメロディアスなベースラインにも魅了された。ヘルゲ・リエン・トリオ、またPA共々来日して素晴らしい音を聴かせてほしい。
2時間ぶりに外に出ると雨は止み、心地よい空気に包まれる。
0 件のコメント:
コメントを投稿