2011年5月9日月曜日

Natsukashii Helge Lien Trio

アルバムタイトルを見て、初めて衝動買いをした。

Natsukashii  Helge Lien Trio 01.Natsukashii
02.Afrikapolka
03.Bon Tempi
04.E
05.Sceadu
06.Meles Meles
07.Hymne (Til Jarl Åsvik)
08.Umbigada
09.Small No Need
10.Living In Different Lives

Helge Lien[p]
Frode Berg[b]
Knut Aalefjær[ds]

題名の衝動買いといっても、前作「Hello Troll」をかなり気に入っていて、その音も予想は出来たわけだ。実際に聴くと、やはり予想通り、いや、予想以上の感。

“懐かしい”という言葉・感覚を、独自に捉え・表現した結果としての“Natsukashii”

 

Hymne

 

テンポのいい曲もしっかりと収まっているものの、全体として“暗”とか“静寂”といったものが漂っている。

日本人である自分には、ここのメロディー自体では“懐かしさ”を感じることはないけれども、楽曲をじっくりと聴いているうちに、不思議と“郷愁”にかられてしまった。

“Natsukashii”からはじまり、“Living In Different Lives”で終わる。このアルバムには明確なメッセージやコンセプトがあるのかどうかは計り知れないけれど、独りよがりに勝手なイメージを創ってしまう。

このアルバムの録音は2010年9月だということだが、3月11日以降だと、どうしてもアルバムタイトルに何らかの意味づけをしたくなる。震災の予感でもないし、震災への慰めでもないのは分かっているのだけれど、これは日本へのメッセージなのだと思いながら聴いていると、より一層メロディーが心に沁みてくる。

ノルウェーって遠いのに─

自分はノルウェー語、全く知らないなぁ・・・


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