ことしは卯(うさぎ)との戦いだ。
とにかく、あやつらの姿かたちを捉えねばと、カメラ片手に上野動物園にでも行ってやろうかと思う。しかし、この時季、果たしてその姿を目にすることができるのか。生の姿を見ることができないのであれば、なにもそこへ行かずともいいわけだ。まぁ、現代の動物園ともなれば、温度管理された施設の中で、時季を越えて飼育されているのかもしれないが、不確定要素が見え隠れする目標地点へ向かうのがためらわれる。うさぎを見るために動物園に行くのもどうかと…。
なにはともあれ、動物園はなしにして、ほかの卯を貪った結果、さいたま市浦和区にある「調神社」に行き着いた。「つきのみやじんじゃ」と呼ばれることも…、なんか聞き覚えがあると思うのも当然で、かなり有名な神社。知らない自分がマイノリティーだったのか─。有無を言わさず、取材場所が決定。
長い道中は、当然のごとく音楽で気を紛らす。セレクトしたのはピンク・フロイドの「アニマルズ」。この中には、豚と犬と羊しかいない。それら3種の動物を人間に例えて、社会を痛烈に批判したアルバムだとか。ウサギを人間に例えることは、決して難しいことではないだろう。
1. 翼を持った豚・パート1
2. ドッグ
3. ピッグ(3種類のタイプ)
4. シープ
5. 翼を持った豚・パート2
バニーガールというのは、その発祥はやはり「PLAYBOY」からだったのか─。
「PLAYBOY」と連動企画で始まった高級クラブ「プレイボーイ・クラブ」で初めてバニーガールが登場する。1960年にシカゴに一号店が登場する。つまり、「アニマルズ」がリリースされた1977年当時は、バニーガールは社会に浸透していたと想像されるわけで、ウサギで社会風刺をすることも可能だったわけだ。とはいえ、野郎ならばそんなことをするはずもないか─、と勝手な夢想…。
さて、話はそれたが、いざ浦和。
御布施五百円也
そして、取材の甲斐あって、年賀状作成も無事修了。
なんとか25日間に合った。
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