きょうは寒かった─
タカ・イシイ・ギャラリーのHPに『Daido Moriyama "Photobook ACCIDENT installation" 森山 大道 写真集「ACCIDENT」 インスタレーション展』という記載を目撃。タカ・イシイ・ギャラリーへのアクセスを調べると、近くのバス停から一本で行ける。ということで早速出掛けてみた。
それにしても、ホント、寒かった。
清澄庭園を通り抜けてゆくその道程とともに、大きなる期待。
この木は何という木だったか・・・
ウォークマンから聴こえてくるのはコダーイのevening song
寒さゆえ敬虔な気持ちで庭園・公園を通り抜ける。
マップを見るとギャラリーは倉庫の5階ということ。確かに倉庫がある。しかし、なかなか入り口を見つけることができず、周辺をぐるりと一周、どうやらここだと思う場所は、裏口っぽくて、入っていくにはなかなか勇気がいるような所。奥まった所に看板を発見して、ようやく場所を確信─
どうやって5階へ行くのか?
貨物用のエレベーターで5階へと誘導される。ようやく到着したその場所には、森山大道の写真などなくて、見知らぬ写真がプロジェクター淡々と映し出されているだけ。完全に違う・・・
どうやら森山大道はタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(六本木)での展示だったらしい。清澄白川から六本木はすぐ。行くべきか否か─
その前に、150円で清澄庭園を散策
寒い!
evening song を聴きながら敬虔に歩く─
清澄公園
清澄庭園150円也
飼いならされた鯉と亀の強欲さには驚きつつも、なぜか愛らしく感じてしまう。ただ、数匹単位で餌を求めてくるのはまだいいとしても、十数匹ともなってくるとさすがに恐怖だ。
寒さで何度も公衆トイレに駆け込んだので、早く散策を切り上げ、暖ある電車に乗り込み六本木へと向かう。
半ば新作写真集販売目的の非常に小さな展示ではあったけれども、写真のインパクトは物凄いもの。これを誰かに丁寧にセールスされたら、もしかしたら購入したかもしれない(べらぼうに値が張るものでなければの話だが─)。しかし、決してブルジョワには見られることはなかったであろう自分は、全くの野放し。庶民はこれを肥やしに街を撮りまくるしかないのかな。
ギャラリーの近くには○○ブックセンターが必然的に存在し、自分もみごとに呑み込まれる。そして、安価な写真集やら文庫・新書などを購入。してやられたわけだが、何かこちらも多少得した気分になる。なかなか上手くできているものだ。
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