2011年10月20日木曜日

evening song (esti dal) 夕ぐれの祈り

きょうは寒かった─

 

タカ・イシイ・ギャラリーのHPに『Daido Moriyama "Photobook ACCIDENT installation" 森山 大道 写真集「ACCIDENT」 インスタレーション展』という記載を目撃。タカ・イシイ・ギャラリーへのアクセスを調べると、近くのバス停から一本で行ける。ということで早速出掛けてみた。

 

それにしても、ホント、寒かった。

 

清澄庭園を通り抜けてゆくその道程とともに、大きなる期待。

IMGP0490

この木は何という木だったか・・・

ウォークマンから聴こえてくるのはコダーイのevening song

寒さゆえ敬虔な気持ちで庭園・公園を通り抜ける。

 

マップを見るとギャラリーは倉庫の5階ということ。確かに倉庫がある。しかし、なかなか入り口を見つけることができず、周辺をぐるりと一周、どうやらここだと思う場所は、裏口っぽくて、入っていくにはなかなか勇気がいるような所。奥まった所に看板を発見して、ようやく場所を確信─

DSC_0288

DSC_0289

どうやって5階へ行くのか?

DSC_0290

貨物用のエレベーターで5階へと誘導される。ようやく到着したその場所には、森山大道の写真などなくて、見知らぬ写真がプロジェクター淡々と映し出されているだけ。完全に違う・・・

どうやら森山大道はタカ・イシイギャラリー フォトグラフィー/フィルム(六本木)での展示だったらしい。清澄白川から六本木はすぐ。行くべきか否か─

その前に、150円で清澄庭園を散策

 

寒い!

evening song を聴きながら敬虔に歩く─

 

清澄公園

IMGP0494

IMGP0497IMGP0503

IMGP0504

 

清澄庭園150円也

IMGP0533

IMGP0513

IMGP0509

IMGP0539

IMGP0547

IMGP0549

飼いならされた鯉と亀の強欲さには驚きつつも、なぜか愛らしく感じてしまう。ただ、数匹単位で餌を求めてくるのはまだいいとしても、十数匹ともなってくるとさすがに恐怖だ。

 

寒さで何度も公衆トイレに駆け込んだので、早く散策を切り上げ、暖ある電車に乗り込み六本木へと向かう。

DSC_0297

DSC_0292_2

半ば新作写真集販売目的の非常に小さな展示ではあったけれども、写真のインパクトは物凄いもの。これを誰かに丁寧にセールスされたら、もしかしたら購入したかもしれない(べらぼうに値が張るものでなければの話だが─)。しかし、決してブルジョワには見られることはなかったであろう自分は、全くの野放し。庶民はこれを肥やしに街を撮りまくるしかないのかな。

ギャラリーの近くには○○ブックセンターが必然的に存在し、自分もみごとに呑み込まれる。そして、安価な写真集やら文庫・新書などを購入。してやられたわけだが、何かこちらも多少得した気分になる。なかなか上手くできているものだ。


0 件のコメント:

コメントを投稿