テレビでハービー・ハンコックのライブ映像が流れていた。1997年のモントリオールでの演奏らしい。共演がマイケル・ブレッカー(ts)、ジョン・スコフィールド(g)、デイヴ・ホランド(db)、ジャック・デジョネット(ds)、ドン・アライアス(perc)といった超一流どころで、演奏の内容にかかわらず惹きつけられたのだが、その中身たるや当然のように素晴らしいものであった。
特に、ジョン・スコフィールドのソロなどは格別なものであった。
ハービーがリーダーであるだけに、最初、やや控えめに音を出していたジョンスコ。それが、途中ギターの弦を切らしてからというもの、抑制が利かなくなったというのかそれとも理性を失ったというか、何かジョンスコの脳みそまでもが切れたかのような激しい演奏に変わり、見ているこちらが唖然とさせられてしまった。ギターのチューニングは激しく狂っているであろうに、それを弾けば弾くほどに周りの演奏に調和してくるのだから何とも不思議。狂った音程を想定してのポジションどりなのか、完全なる勢いなのか全く判別できないのだが、次のことだけははっきりと認識できた。すなわち、ジョンスコはすごい、と─。
それ以来、なぜかウォークマンでどんな音楽を聴いても感動が薄いような気がする。もっと予想もつかないような展開を求めているせいなのか…。であるならば、コンサートやライブなどを求めていくことが一番かなと、とりあえず、気になるものを記録することにした。あくまでも個人的な興味と都合での選択だ。
■2011年3月7日(月)18:30開場 19:00開演
■□世田谷パブリックシアター
■2011年5月28日(土)、29日(日)19:00開演
■□Bunkamuraオーチャードホール
■2011年6月7日(火)19:00開演
■□Bunkamuraオーチャードホール
■□■ダニエル・ハーディング(指揮)/マーラー・チェンバー・オーケストラ
■2011年5月3日(火)~5日(木)
■□東京国際フォーラム
■□■□113・114・214・221・256
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