マーラー/Sym.3: Abbado / Bpo
マーラーの交響曲第3番がいいなと思ったのは、この録音から
��999年のデジタル録音でさすがに音もよく、ライブでの収録であるため、演奏の緊張感と一番最後のカーテンコールが納められていて、その臨場感とともに機械で聴いているはずのこちらまでも興奮させられる。
あまりの良さにこのマーラー3番だけ、常に聴き続けていたが、ふと別の録音も聴きたくなったというか、アバドのこれと比較してみたいというか、まさに気まぐれに、2枚目のマーラーを試す。
マーラー/Sym.3: Boulez / Vpo Von Otter(Ms)wiener Sangerknaben
危うくバスの中で感涙してしまうほどに、素晴らしいものでした。(失礼ながら)アバドの録音の引き立て役として選んだつもりが、完全に上をいく録音。ちなみに2001年デジタル録音。
ブーレーズがすごいのか、グスタフ・マーラーがすごいのか、ウィーンフィルがすごいのか…恐らく、これ以外の要素含めた全部すごいんだろう。それでなければこれほどのものは生まれないはず。
調子に乗って、もう一枚聴いてみた。いや、是非とも、もう一枚という欲求が生まれてしまったわけで─、それで次の強者を選択
マーラー/Sym.3: Chailly / Concertgebouw.o P.lang +j.s.bach / Mahler: Orch.suite (Hyb)
ものすごく重くて、ものすごくゆっくり、まるで地響きが耳元で鳴っている感覚。ちょっと重厚すぎる感があるが、音質の良さといったら、他を圧倒する。2003年デジタル録音、そしてアムステルダム、コンセルトヘボウでの録音。本当に音響が素晴らしいということか。死ぬまでに行くことが叶うだろうか。とにかくひとつの目標として頭の片隅に…
マーラーの3番のほかに、マーラー:バッハによる管弦楽組曲なるレアものも収録。これも、ホント、音がいいッスよ!コンセルトヘボウという名の録音を片っ端から聴きたくなる。
そして、今年、ヤンソンスとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が来日公演をするようだ。なんと、演目のひとつにマーラーの3番が!!貴族のためのシリーズ販売としてすでにチケット受付が終了しているようだが、庶民のための(それでも高額だってのに!)バラ売りも当然なされるわけだろうなー?
とはいえ、あの至極の音質はアムステルダムにこそあるわけだから、日本で演奏してもねぇ。などと罰当たりな思いは一生懸命に忘却の彼方へと追っ払って、何としても一番安い席を確保せねば。それが最高の席であることを祈りながら─。
2010年3月13日土曜日
2010年3月11日木曜日
ジミ・ヘンドリックス ウッドストック
恐れ多いことではあるが
いまだ自分の中でのジミ・ヘンドリックス評というのは
かなり懐疑的だったりする。
果たして本当にローリング・ストーン誌が言うように
史上最高のギタリストたるものなのか─
まぁ、素人の無知なる偏見なのかもしれないが…
テレビでジミヘンのウッドストックでの演奏が放映されていた。
映画「ウッドストック」での視点があまりに醜悪なものだったので
“ウッドストック”というものがあまり好きになれないでいたが
ミュージシャンの演奏そのものに視点を切り替えると
あれはものすごいフェスティバルだったに違いないと確信する。
ウッドストックのトリを務めたジミヘン一同
らしからぬ冷静沈着な演奏で、淡々と演奏を終了させていた。
映画で描かれていたように、内部の醜悪さに冷めていたのか
それはよく分からないが
非常に抑揚のきいた素晴らしい演奏
あの♪「星条旗よ永遠なれ」の演奏も非常に効果的
まさにこれこそメインであると言わんばかりのもって行き方
スマートというほかない。
ノンストップのウッドストックでのあの映像こそが
ジミヘンを最高のギタリストたるものにしているのだと実感した。
’67年モンタレーでギターを焼き
’68年「エレクトリック・レディランド」のジャケ
その後の
’69年ウッドストックでの演奏
である
誰もがそのずば抜けたものを認めざるを得ないはず。
ウッドストックのような演奏があってこその
破壊的なパフォーマンスだということを認知しないと
ジミヘンの本質を見失ってしまいかねない。
そう自戒しつつもう一度ウッドストックのジミヘンを─
いまだ自分の中でのジミ・ヘンドリックス評というのは
かなり懐疑的だったりする。
果たして本当にローリング・ストーン誌が言うように
史上最高のギタリストたるものなのか─
まぁ、素人の無知なる偏見なのかもしれないが…
テレビでジミヘンのウッドストックでの演奏が放映されていた。
映画「ウッドストック」での視点があまりに醜悪なものだったので
“ウッドストック”というものがあまり好きになれないでいたが
ミュージシャンの演奏そのものに視点を切り替えると
あれはものすごいフェスティバルだったに違いないと確信する。
ウッドストックのトリを務めたジミヘン一同
らしからぬ冷静沈着な演奏で、淡々と演奏を終了させていた。
映画で描かれていたように、内部の醜悪さに冷めていたのか
それはよく分からないが
非常に抑揚のきいた素晴らしい演奏
あの♪「星条旗よ永遠なれ」の演奏も非常に効果的
まさにこれこそメインであると言わんばかりのもって行き方
スマートというほかない。
ノンストップのウッドストックでのあの映像こそが
ジミヘンを最高のギタリストたるものにしているのだと実感した。
’67年モンタレーでギターを焼き
’68年「エレクトリック・レディランド」のジャケ
その後の
’69年ウッドストックでの演奏
である
誰もがそのずば抜けたものを認めざるを得ないはず。
ウッドストックのような演奏があってこその
破壊的なパフォーマンスだということを認知しないと
ジミヘンの本質を見失ってしまいかねない。
そう自戒しつつもう一度ウッドストックのジミヘンを─
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