ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン
「熱狂の日」音楽祭2010
ショパンの宇宙
2月23日(火)記者発表会・プログラム発表
2月下旬 公演プログラム・アーティスト情報掲載
3月12日(金)~20日(土)フレンズ先行チケット販売
4月 3日(土)チケット一般発売
��「熱狂の日」フレンズ メールマガジンより)
「ショパンの宇宙」に備えつつ─
ショパン ベスト・オブ・ベスト
全部耳馴染みの曲。だったら予習として聴くものとしては、筋違いのオムニバスか─。しかし、ピアノの善し悪しを深く理解できないでいる自分にとっては、最高の一品。何故か─、演奏者が超一流、アシュケナージ、アラウ、アルゲリッチといった一流どころが名を連ねる、録音状態も非常に良く、知っている曲ばかりであるがために、ピアノの何たるかを理解できていなくても、大いなる感動。
アシュケナージとショパンといったら
1955年第5回ショパン国際ピアノコンクール
いずれアダム・ハラシェヴィッチも聴かねばなるまい。
さて、最近のショパン国際ピアノコンクールはというと
2005年第15回ショパン国際ピアノコンクール
優勝したのはラファウ・ブレハッチというポーランド人。
満場一致での優勝、さらにはポーランド放送賞「マズルカ最優秀演奏賞」、ポーランド・ショパン協会賞「最優秀演奏賞」、ワルシャワ・フィルハーモニー賞「最優秀協奏曲演奏賞」、クリスティアン・ツィマーマンが設立した「最優秀ソナタ演奏賞」をも受賞。
とにかく、相当評価されたということ。
これは本当のショパンが聴けるかもしれないと期待しつつ─
ショパン:前奏曲集
前奏曲だけだと何かもの足らず
選択を誤った感
あとでこっちを聴いてみよう─
ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番
個人的に強く印象に残っている“ショパン”は
映画「戦場のピアニスト」のエンディングにおける
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
自分の中では“ショパン”は繊細というよりも
力強いという印象
まさに、あのドラクロアの肖像画の印象
力強い“ショパン”をイメージしながら、美しく繊細なメロディーを聴くと、ショパンの深みを感じる。弱々しい“ショパン”をイメージしながら、美しく繊細なメロディーを聴き続けると、正直、気が滅入る。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンでは、オーケストラつきのショパンをぜひとも堪能したい。ただ、ことしはアホらしいチケット争奪戦は絶対に回避したい。行かないという選択肢も念頭におくべきかな。