2008年12月25日木曜日

グレン・グールド 「ゴールドベルク変奏曲」

グレン・グールドの録音デビュー盤
ゴールドベルク変奏曲」(1955)。
今年、そのCDがよく売れたとある新聞に書かれていました。レコードが発売された当時から「歴史的名盤」と絶賛されて、毎年売れ続けている非常に有名なアルバムなのですが、今年は例年の10倍の売り上げだったそうです。今年はグールドの生誕75周年、および没後25年にあたるということで、注目されてそれが売り上げにつながったのではないかと分析していました。“のだめ”などの影響でクラシックが流行しているのも影響しているのでしょう。

聴いてみました─

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年モノラル録音)



まるで即興のように軽々と弾いています。
非常に有名なバッハの音楽にもかかわらず、本当に楽譜が存在するのかと疑いたくなります。もしくは、バッハの音楽を奏でているのではなく、グールド自身が作った音楽を自ら弾いているような錯覚をしてしまいます。多少大げさに表現しました。

ちょっと道がそれますが─
キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を聴いたときには、それとは逆に、この音楽には本当に楽譜がなく、本当にすべて即興なのかと、大いに驚いたものです。


ザ・ケルン・コンサート

驚きの種類は違いますが、その驚きの程度は同様なものでした。

確かキースも「ゴールドベルク変奏曲」を録音していたはず

バッハ:ゴルトベルク変奏曲

そこに紛れもなく楽譜やバッハが存在しています。

��955年録音の「ゴールドベルク変奏曲」は絶賛されて大ヒットし、グールドのピアニストとしての地位も確立したわけですが、当の本人はこれを過大評価だとして、大いに不満だったようだ。
��981年、グールドは新たな解釈のもとに再び「ゴールドベルク変奏曲」を録音する。前の録音はモノラル・アナログ録音で、1981年盤ではステレオ・デジタル録音。

すべてのグレードが上がった演奏を聴いてみました。

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1981年録音)



非常に洗練されていて、絶対的なJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲を聴いた思いです。すべての音に迷いがなく、すべての音に思いが込められていました。これを聴けばグレン・グールドのすべてが分かる─というのは詭弁か…。

グレン・グールドをめぐる32章」という映像作品を見ると、本当にグールドのことが分かるかもしれません。

グレン・グールドをめぐる32章_1


グレン・グールドをめぐる32章_2


グレン・グールドをめぐる32章_3


グレン・グールドをめぐる32章_4


グレン・グールドをめぐる32章_5


グレン・グールドをめぐる32章_6


グレン・グールドをめぐる32章_7


グレン・グールドをめぐる32章_8


グレン・グールドをめぐる32章_9


グレン・グールドをめぐる32章_10


2008年12月19日金曜日

上海の強者たち

豫園の怪獣

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上海エキスポマン

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東方明珠電視塔の野獣

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上海最大の強敵現る!!

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・・・強者どもが夢の後

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上海は夢真っ最中─

が、自分の夢消え無事帰国

ごちそうさまでした。

2008年12月18日木曜日

上海のオシャレな通り

上海に来て、巨大なビル群と同様に感動した風景がもう一つあります。それは、竹の足場。映画「少林寺」のように、本当に竹で足場を造るんだぁ、とやっと中国らしさを感じました。

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妙に長く竹の足場が続いていました。ここはどこ?

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長楽路─

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足場ばかりに気を取られて、そのときは気づきませんでしたが、そこは、セレクトショップやファッション系のお店が建ち並んでいるオシャレな通りだったようです。古い外観を生かしつつ、内装は今風に改装されているようです。なんで床屋の写真だけしか撮っていなかったんだろう…我ながら情けないです。

2008年12月17日水曜日

上海の街並み

外灘、南京東路周辺をぶらぶら歩き回りました。

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雰囲気が非常に西洋的、上海租界のなごり

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街の中へと入り込んでいくと、次第に中国らしさが─

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それにしても、四千年の歴史などは全く感じることができない。


2008年12月16日火曜日

昔ながらの上海と─

近未来都市・上海にあって、昔ながらの中国を感じる所、それは豫園(よえん)─
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豫園の中に「南翔饅頭店」という飲茶・点心のお店があります。
そこは小龍包の本家なのだそうです。

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小龍包テイクアウト
お茶屋さんで飲茶タイム

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