ちょうど1週間前、魅惑の木漏れ日が自分を外に誘った。
想像以上に肌寒かったのだが、その寒さに反して活気ある街を目にし、ついつい歩みも多くなった。
都内はすでに葉桜となっているが、1週間前はまだその名残があった。
東北のサクラはこれから満開になっていく頃か──。
なぜか海へと向かって歩いていた。
想像以上に、広く、冷たく、そして重苦しい。
ちょうど1週間前、魅惑の木漏れ日が自分を外に誘った。
想像以上に肌寒かったのだが、その寒さに反して活気ある街を目にし、ついつい歩みも多くなった。
都内はすでに葉桜となっているが、1週間前はまだその名残があった。
東北のサクラはこれから満開になっていく頃か──。
なぜか海へと向かって歩いていた。
想像以上に、広く、冷たく、そして重苦しい。
日本を象徴する音楽として、しばしば用いられる「さくらさくら」。ウィキペディアによると、古来からの伝承音楽ではなく、幕末に江戸で子供用の筝の手ほどき曲として作曲されたものだという。作者不明。歌詞は2種類存在するようだ。
<元々の歌詞>
さくら さくら
やよいの空は
見わたす限り
かすみか雲か
匂いぞ出ずる
いざや いざや
見にゆかん
<昭和16年に改められた歌詞>
さくら さくら
野山も里も
見わたす限り
かすみか雲か
朝日ににおう
さくら さくら
花ざかり
(※上を1番、下を2番としている例もある)
都内のサクラはすでに満開。全国で満開になるにはまだまだ先─。記録的な大雪、そして4月になっても氷点下を記録している北日本では、きっとこれまでにないくらい見事なサクラが咲くことだろう。
John Williams - Sakura Variations (Improved Audio)
Hiromi Uehara - Sakura Sakura
Bon Jovi - Tokyo Road
日々走っている道を、カメラ片手に、ゆっくり歩きながら撮影してみた。あわよくば、満開のサクラも堪能できたならば、一石二鳥。
3月11日前までは、日が暮れると、イクスピアリやディズニーランドの光を目指して走って行った。しかし、あの日以来、夢の国々がひっそりと暗がりの中で佇んで、寂しさを超えて、本当に恐ろしい。早く夢の国が夢の国らしい輝きを取り戻すことを願いながら、走り続けよう。
ランニングルートに入っている公園の中も、いつもより暗い印象。普段感じることがない、おそろしさを感じながら、前に進む。
サクラはしっかりとライトアップされているというのに、花見をしている人が全くいないというのは、実にもったいないこと。だからといって、この灯を消してほしくはないけれど・・・。
どんなに暗くなろうとも、街の明かりは消えない