��009年12月19日にコンピューターグラフィックスの国際会議/展示会としてよく知られているシーグラフが日本で開催、シーグラフアジアとして毎年冬にアジア地域で開催されるようだ。シーグラフアジア2009は横浜、2010はソウルで開催。
横浜での開催会場はパシフィコ横浜。カンファレンス(会議)には全く参加せず、展示会だけ鑑賞。さすがに質の高い作品ばかりで、ただただ感心するばかり。
CGメインの催しではあるものの、アート性に対しての志も非常に高いものがあり、作品を展示するだけでなく、あらゆるパフォーマンスも展開される。
自分の狙いは、もちろん、音楽的なパフォーマンス。プログラムの中にはいくつかMUSICという文字を目にしたが、実際に見ることができたのは
Open Reel Ensemble
Miya Masaoka:LED kimono
この2つのパフォーマンス。LED kimonoも非常にシュールで素晴らしい作品であった。そして、オープンリールアンサンブルの演奏は、それ以上の驚き。今までにない“楽器”を使用しているにも関わらず、その演奏は卓越したものがあり、おそらく世界で唯一の演奏であるといっていいだろう。唯一無二であるにもかかわらず、その演奏が完成尽くされていることに拍手を送りたい。
http://crabfeet.blogspot.com/2006/08/open-reel-ensemble.html
コンピューターとは全く縁がない演奏なわけで、何故、シーグラフでの演奏なのか?と不思議に思いつつも、これこそがアート魂なのかもしれないなどと勝手な夢想。
演奏の中で、iPhoneを使用して遠隔操作での演奏も披露していた。それが所謂コンピューター的な要素だったのかもしれない。
最近ではiPhoneのみを使用した演奏なども目にするようになった。もしかしたら、楽器の過渡期というものが来ているのかもしれない。長いスパンで見れば、今が過渡期のまっただ中ともいれるかもしれませんが─
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